遺族会の一つとして注目されているのが、「月あかりの会」です。サンレーが主催する会員制の遺族会です。
「月あかりの会」では、「癒し」「集い」「学び」「遊び」の4つの基本コンセプトによって、さまざまな活動が行われています。
◆癒し……深い悲しみにある人が、前向きに生きていくことができるように、安心感を与え、癒しに役立つものを紹介し、さまざまなサポートを行う(手元供養、グリーフケア読書会など)。
◆集い……会食や慰霊祭、月例会を開催し、同じような境遇の人々が集える場を提供する(遺族が共感し合える場の提供、定期イベントの開催など)。
◆学び……セミナーやカルチャー教室などを開催し、次の目標を見つけてもらうなど、学びあえる機会を提供する(共通の趣味の方と共に学び、友人やパートナーなどの新たな良い人間関係づくりのお手伝い、新たな趣味の発見のお手伝いをする)。
◆遊び……定期的に旅行を開催し、参加者が和やかに楽しむことのできる機会を提供する(「縁」を結ぶ機会を提供)。
また各地のサンレーが所有する葬祭会館(「紫雲閣」)では、遺族を招いて慰霊祭を行っています。地区ごとに年間で計16回行い、内8回は一周忌を迎えられたご遺族、残りの8回は三回忌を迎えられたご遺族をご招待し、故人を偲んでいただく場を提供しているものです。
「月あかりの会」の他の活動としては、以下のようなものがあります。
◦年二回の会報誌の発行
◦三ヶ月に一回、バスハイクの開催
◦毎週、水曜日に「うさぎの会」を開催
◦毎年4月、沖縄にて「合同慰霊祭」と「海洋散骨」を開催
◦毎年秋に開催される観月会とレーザー光線を月に飛ばす慰霊祭「月への送魂」に参加
◦手元供養品などの展示会の開催
このような活動は、「他者との関わりや交わりを勧め、自立感の回復を促す」ことを伝えることを目的としています。