「月あかりの会」の中から生まれてきたものとして、遺族を中心とした自助グループ「うさぎの会」があります。
配偶者を亡くされた方、お子さんを亡くされた方、親御さんを亡くされた方など、大切な方を亡くされた同じ経験を持った方々と、その経験を語らいながら時間を過ごす集いの場所です。
自助グループとしての活動のため、どのようなことを行うかは「うさぎの会」の中で決めた班長を中心に話し合って決めています。
フラワーアレンジメント、ウオーキング、囲碁、将棋、手芸、写経、絵手紙、折り紙などの文化活動をしながら、徐々に他人と交わる場です。
活動や会食などの交流のなかで新たな目標や喜び・満足感を見出し、今後の人生を充実したものにしてゆくことこそ、グリーフケアに欠かせない活動です。