地域サポートの切り札「隣人祭り」。フランス生まれのこの活動がいま日本流にアレンジされて開催。その活動の様子をレポート!
「〝遠い親戚より近くの他人〟という諺がありますが、無縁死を迎えないためには〝遠い親戚〟も〝近くの他人〟もともに大切にしなければならないと考えています。そのための冠婚葬祭であり、隣人祭りではないでしょうか」と語るのは北九州市に本社を置く㈱サンレーの佐久間庸和社長です。
配偶者を亡くした高齢者の孤独死が社会問題となる中、いち早くその解決策に取り組んできたのがサンレーです。
かつての日本社会には「血縁」という家族や親族との絆があり、「地縁」という地域との絆がありました。
「無縁社会」を迎えた日本人は、それらを急速に失っているという危機感がこうした取り組みになったといいます。
その最大の方策の一つが、「隣人祭り」です。このフランス生まれの「隣人祭り」が今注目されています。